2017.2
駅長室内
スタンプにH19年(日付まで書いてありましたが失念)とテープが貼ってありました。約10年前に設置されたままってことでしょうね。
大阪府までは読めますが、その下が潰れて読めません。
で、駅員さんに何て書いてあるんですか?って聞いたのですが、、、「えぇっと・・・まじまじ見たの初めてで・・・何でしょうねぇ???」って言われました(- -;
まぁスタンプが設置されてから異動でやってきた駅員さんでしょうから、残念なことですが、きっとスタンプのデザインなんて気にしたこともなかったんでしょう。
駅近くにある江之子島という土地に昔の大阪府庁があった。というのときっと関係があるんだろうなと思ったので、そのまま帰ってきました。
で、調べてみたところによると、この石碑のようなものは、阿波座駅から西へ数分歩いた所に、「舊大阪府廳」と書かれた石碑があるそうです。1912年(大正15年)までここに府庁があったことが説明書きとして書かれているようです。きっとデザインはこの石碑だと思います。
「舊」は「旧」の旧字体、「廳」は「庁」の旧字体です。「舊」の文字がスタンプには描かれてないんです。なぜなんでしょうね。
現在は江之子島文化芸術創造センターになっており、その一角に石碑があるようです。
阿波座の土地名の由来はいくつかあって、ひとつは阿波国の商人たちが居住したとする説。古くは海上交易における拠点とされ、四国や中国地方から特産物が多く流通していたそうです。
もうひとつは阿波屋西村太郎助の所領であったとする説で、現在の本町通靱本町1交差点付近に太郎助橋という橋が阿波堀川に架かっていたそうです。