〒990-0039
山形県山形市香澄町1-15-32
使用開始年月日:1988年(昭和63年)2月1日
重文・旧済生館本館 ベニバナ
済生館は、1878年(明治11年)に山形県立病院として建設されたもので、当時の山形県令三島通庸の「山形の近代化を図る」という構想のもとに竣工しました。「済生館」の名前は当時の太政大臣・三条実美の命名だそうです。
経営の問題から1888年(明治21年)には民営となり、その後1904年(明治37年)4月には山形市立病院済生館となりました。
昭和30年代後半には、創建以来約90年を経て老朽化が進み、病院の近代化が求められるようになり、建物は解体することが決まったのですが、文化庁の調査で、現在地の霞城公園内に復原保存されることになりました。
1966年(昭和41年)12月、東北地方の大規模な洋風化の歴史を示す資料として、国の重要文化財に指定されています。
その後、文化史的意義が評価され、現在は「山形市郷土館」として当時の姿を伝える歴史資料館となっています。
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