〒612-8466
京都府京都市伏見区下鳥羽城ノ越町97
使用開始年月日:1987(昭和62)年11月1日
城南宮本殿 曲水の宴
城南宮は平安遷都の際、都の南に国の守護神として創建された神社で、方除け・厄除けの神として信仰を集めています。
社殿は平安調に統一され、庭園「楽水苑」は、春の山、平安、室町、桃山、城南離宮の庭と趣向が凝らされ、源氏物語花の庭とも呼ばれています。
その庭で行われている曲水の宴は、奈良時代から平安時代にかけて宮中で催された歌会を再現した行事で、京都を代表する年中行事に数えられています。
色とりどりの平安時代の装束を身につけた7名の歌人(男性5名は狩衣[かりぎぬ]、女性2名は小袿[こうちき]を着用)が席に着くと、1人ずつ歌題を確認します。
そして歌人が遣水の傍らの座に着くと、中央の舞台で白拍子の舞がしずしずと披露されます。次いで2人の水干(すいかん)姿の童子が朱塗りの盃にお神酒を注ぎ、羽觴(うしょう、鴛鴦[おしどり]の姿を象った盃台)に載せ、川上から次々に流します。
琴の音が響く中、歌人は歌題にちなんだ和歌を詠み、それぞれ短冊にしたためます。そして、和歌を書き終えた歌人は、目の前に流れて来た羽觴を取り上げ、盃のお神酒をいただくのです。全員が和歌を詠んで盃を飲み終えると童子が短冊を集め、これら7首の和歌は、平安時代さながらに節をつけて神職によって朗詠され、神様に奉納されます。
城南宮には枝垂れ梅を見に行きました。
あまりお天気がよくなかったのですが、満開でとても綺麗でした。メジロもたくさん遊びにきてました(*^-^*)
風景印が曲水の宴だったので、宴の写真の拝観券に押印してもらいました。