〒600-8135
京都府京都市下京区三ノ宮町通正面下る上三之宮町260
使用開始年月日:1988年(昭和63年)10月11日
高瀬川に高瀬舟 大文字山
高瀬川は二条通を始点に木屋町通に沿って南下し、伏見まで流れる人工の川で1614年(慶長16年)に京都への物資輸送を目的として角倉了以(すみのくらりょうい)とその息子によって開削された。自然河川である鴨川より水を引いている。
水深の浅い川に合わせ船底を浅く、平らにしつらえた高瀬舟は急流荷を積んで乗り切れるように「高背」、つまり船縁が高く造られていた。
大坂からの荷物が京都に運ばれ、荷揚げの場として内浜、米浜、富浜などがあった。当時の名残で通りや町名に富浜町や材木町などがあり、「米浜」という名前は郵便局名として残ったようだ。
局舎がなんだかおしゃれだった。