「三方原古戦場」タグアーカイブ

静岡 浜松布橋郵便局 風景印

〒432-8012
静岡県浜松市中区布橋1-5-12

使用開始年月日:1999(平成11)年10月1日
遠州大念仏 浜松城 三方原古戦場・犀ケ崖

三方ヶ原の戦い(みかたがはらのたたかい)とは、1572(元亀3)年12月22日、三方ヶ原(現在の静岡県浜松市北方、天竜川と浜名湖との中間)で起こった武田信玄と徳川家康との戦いです。
上洛を企てた信玄は遠江(とうとうみ)に侵入、そして堅固な浜松城を攻めずに徳川軍を三方ヶ原に誘い出して戦いました。その結果、信玄は大勝利をおさめ、家康は浜松城に敗走しました。
しかし、その夜、家康は一矢を報いようと浜松城の北側にある犀ヶ崖(さいががけ)付近で夜営をする武田軍を急襲しました。

当時の犀ヶ崖は、東西約2km、幅50m、深さ40mに及ぶ切り立った断崖絶壁でした。地理を誤った武田軍は、この崖に落ちて多くの人馬を失ったと伝えられます。

「崖に布を張り、橋と見せかけて武田軍をこの谷に落とした」という伝説もあります。
布橋一丁目の「布橋」という町名は、この伝承にちなんだ地名です。

現在は、その場所に犀ケ崖資料館が建っています。

dav