〒923-0003
石川県小松市安宅町ワ103-1
使用開始年月日:2000年(平成12年)6月10日
勧進帳 安宅の関の場を図案化したもの
外枠 勧進帳の巻物
安宅の関(あたかのせき)は、小松市の日本海側にある安宅に守護、富樫氏が設けたと言われる関所。(所説あるようで、関所があったかどうかははっきりしていないそうですが)
如意の渡しでのエピソードを元にした、源義経が武蔵坊弁慶らとともに奥州藤原氏の本拠地平泉を目指して通りかかり弁慶が偽りの勧進帳を読み義経だと見破りはしたものの関守・富樫泰家の同情で通過出来たという、歌舞伎の「勧進帳」で有名。
小松市にある安宅住吉神社には弁慶・富樫・義経の銅像があります。
「智仁勇」というのは弁慶の知恵、富樫の情、義経の勇気を表したものだそうです。
最初、像は弁慶と富樫氏の2体だけだったようです。(前の風景印(1984年3月23日~2000年6月9日)には富樫氏と弁慶の二人だけが描かれていました)
1995年に義経像が加わり、「智仁勇」を表す形になったのがきっかけだったのか、意匠変更がなされ、現在の風景印となっているようです。
風景印は去年Uちゃんがもらってきてくれたもので。それだけでもありがたいのに、安宅の関の写真を今年撮影してくれたのです。慌ただしい中、覚えていて、写真撮ってきてくれたことに感謝。