〒557-8799
大阪府大阪市西成区岸里2-3-29
使用開始年月日:1990年(平成2年)3月20日
府文化財・だいがく 千本松大橋
「だいがく」は西成区玉出の生根(いくね)神社に伝わる長い丸太柱に79個の神灯を飾り付けた櫓。下の台を含めた全体の高さは20メートルほどにもなるそうです。
だいがくの漢字は諸説あるようです。櫓に額を取り付けるから「台額」、昔は舁(か)いて練り歩いたから「台舁」、櫓台と神楽を合わせた「台楽」など1つに定まらないため、、、1972年、「玉出のだいがく」とひらがな表記で府の有形民俗文化財第1号に指定されたそうです(^^;
古来から雨乞いの神事に使われたそうです。
毎年7月24日、25日に行われています。
千本松大橋は、大阪市大正区南恩加島3丁目~大阪市西成区南津守2丁目間の木津川に架かるループ橋です。大阪市の管理で、1973年(昭和48年)に架設。両端部の2階式螺旋状坂路(720度ループ)を含めて道路長は1228mあり、橋の形状をメガネに見立てて、「めがね橋」の愛称で呼ばれています。「千本松大橋」の名称は、江戸時代にこの地の木津川堤防に沿って多くの松が植えられていたことに由来しているそうです。
木津川の両岸には工業地帯が広がり、大型船が頻繁に航行しているため、船の運航に考慮して、通常の橋が架橋できず、自動車は上流の橋まで大きく迂回をせざるを得なく、特に大正区南部の住民には交通面でかなり不便だったそうです。その交通の便を改善する目的で、桁下の高さを高くとったループ橋・千本松大橋が建設されたそうです。
車道も歩道もあるので、自動車も歩行者も通行が可能。(でも、歩行者は通行が大変なため、渡船を使うことが多いようです。)
随分前に立ち寄った際に押印してもらったものです(^^;