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兵庫 太子郵便局 風景印

〒671-1599
兵庫県揖保郡太子町鵤1390-1

使用開始年月日:1982年(昭和57年)4月1日
播州斑鳩寺・三重塔 十七条憲法絵巻

Iさんより頂戴しました(^^)ありがとうございます!局名が手書きっぽいのがいいですねぇ。
1982年4月1日に使用開始となっていますが、これは県名が削除されて、「太子」のみになった日を指しているので、きっともっと昔からこのデザインだったんだろうなって思います。

斑鳩寺は揖保郡太子町鵤(いかるが)にある天台宗の寺院で、
新西国三十三箇所第32番札所です。

伝承によれば、606年(推古天皇14年)、聖徳太子が推古天皇から播磨国揖保郡の土地360町歩を賜り、大和国斑鳩宮から移住し当地を斑鳩荘(鵤荘)と命名、伽藍を建立した。とされ、これを斑鳩寺の始まりと伝えられているそうです。
606年、聖徳太子が推古天皇に法華経を講義して、播磨国の水田を賜ったことは史実と認められ、その縁で当地に斑鳩寺が建てられたものと考えられています。

1537年(天文6年)、出雲の尼子詮久(あまごあきひさ)が播磨に攻め込み、現たつの市新宮町越部の城山城(きのやまじょう)に入ります。
人々は合戦を恐れ、斑鳩寺などに逃げ込みました。
詮久は1540年(同9年)には出雲に引き上げますが、混乱はおさまらず、人々は避難したまま斑鳩寺境内などに留っていました。
1541年(同10年)4月7日夜、避難民の小屋からの出火、斑鳩寺は全焼してしまいました。
その後1565年(永禄8年)、時の龍野城主・赤松政秀らの寄進により再建されました。
斑鳩寺全焼後に再建された建物で、当時のまま残るのは、三重塔だけで、国の重要文化財に指定されています。